断熱性能
ヨーロッパの研究では、30センチの厚みで壁を作った場合、外気温が12~30℃の時でも、室内環境が22〜24℃に保たれることが報告されています。
また2 0 センチの厚みで壁を作った場合、外気温が6~22℃の時でも、室内環境が14〜17.5℃に保たれることが報告されています。
耐火性能
混合組成により、ヘンプクリートの耐火性能は異なりますが、植物性でありながらも、優れた耐火性を保持しており、様々な実験・研究がなされています(Freivalde et al.2014; Bumanis et al 2023 )。
一例として、950℃の火に15分間晒しても、変化がなかったという実験(Raluca et al, 2020)などが挙げられます。
防湿・防水性能
左図の電子顕微鏡で見たヘンプシブ(ヘンプの茎部分)の断面からもわかるように、ヘンプは微細な穴が無数にある、多孔質性が特徴の植物です。この性質により、空気の通りが良いため、熱や湿気、水を逃し、防湿性と防水性、そして保温性を同時に実現します。
防音性能
多孔質性と高い空隙率は防音性にも貢献します。ヘンプクリート吸収係数※の値は、100 ~ 200Hz の周波数で 0.3 ~ 0.9 の間であると報告されています(セルラーコンクリートのような従来の素材の空隙率は低く、吸収係数の値は約0.02~0.03)(Lupu 2020)。
※(吸収係数値)とは、特定の周波数帯域における音波の吸収率を表す値です。吸収係数値は、0から1までの値で表され、1に近いほど音波の吸収率が高く、建物内部で反響音やエコーを軽減する効果があります。
認証とテスト
当社の製品は、ヨーロッパの厳しい試験基準、大学でのテスト、フィールドテストを経ています。様々な情報源からのテスト文書や論文をまとめました。